山の結婚指環

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山がふたつ並んだデザインのご結婚指環。
レリーフで凹凸があり、お山のてっぺんがリングから
ちょこっと飛び出ています。素材は18金ホワイトゴールド。

ご夫婦のリクエストにより、山のかたちは必須。
「左が大きいお山で右が小さいお山で」と配置も。
この並びは、おふたりのしっくり納まる定位置なのかな。
仲良く並ぶ愛くるしい指環に仕上りました。

昨秋に挙げられた式の様子の写真をいただいた。
紅葉した京都大原の山に囲まれ、皆からの祝福を浴びて
和やかな時間を過ごす最高の門出だ。

打ち合わせでお会いしたのは夏もまだ色濃く残るころ。
季節は巡り、雪に覆われた冬の山は、厳しくもあるが
清らかで神々しさを感じる。

もうすぐ春を迎える。
そして、おふたりには新しい家族が増えるようだ。
雪解けた水が集まり川に流れ出るころには、川の字になって
寝ているのかな。

四季の移ろいを味わうように、指環を通して家族の時間を
感じることをとても嬉しく思う。


   
Date : 2015.01.30 Friday
オーダーメイド :: - :: -
ローズウッド

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ブローチ用に「葡萄」の実を作るためローズウッドを
切り出しているところ。
ローズウッドは芯のところが紫がかった褐色で、まわりが白っぽく
ツートンカラーになっている。使うのは濃い部分。

ひび割れもあるので、使えるところをよく見ながら
ノコギリでギコギコギコ。機械だったら5分くらいの作業を1時間。。
寒いこの時期、かえってこのほうが体が暖まってよい。
とは言うものの、もとより機械が無いため、どのみち選択肢はひとつ。

これ、ローズウッドと名はつくものの薔薇の木ではない。
薔薇の花のような香りがするため、そう呼ばれている。
種類もいろいろのようで、マメ科とクスノキ科のものがあり
マメ科は木材、クスノキ科は精油を得るために用いられる。

そういえば、スパイスが効いたような甘い香りは
時折爽やかさを感じる。そんな悠長なことを言ってられるのも
鼻がモゾモゾしてくる前までだが。。


   
Date : 2015.01.28 Wednesday
作業 :: - :: -
田中敬史さんの梅瓶

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前述のごうさんの器とともに選んできたものがもうひとつ。
南蛮焼きという薪窯で焚く田中敬史さんの梅瓶の花入です。

鳩を思わせるようなふっくらとした肩の立ち姿と
飾り気はないもののその分、土と炎の力強さに
何とも言えない愛着を感じ、迷うことなく手にしていた。

偶然ですが田中さんとは、昨年の秋、奈良のミルツルさんを介して
ご縁があり、奥さまとともに我が家でお会いしてたんです。
その時は、やきものをしているとはわからずに何かものづくりを
されているオーラを感じつつも、他の話にいっぱいいっぱいで
聞きそびれていた。

奥さまも米粉にこだわったパンをつくる手のしごとの人。
以来、メールのやり取りがほとんどとなっているが
こねるものは違えど、こめる想いは同じなんだなぁと
ざらっとした瓶の肌をなでながら思う。

この肌の表情がどのように育っていくのだろう。
田中さんのやきものは見るだけではもったいない、
触れる喜びを教えてくれる手の器だと思う。


海野毅(金属)・高木剛(陶器)・田中敬史(陶器)・水野悠祐(木工)
四人展は2月1日(日)まで。 季の雲にて 


   
Date : 2015.01.25 Sunday
メモ :: - :: -
ごうさんの器

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同じ京北で作陶している高木剛さんの粉引きの器。
滋賀県長浜の季の雲で開催中の四人展で選び
我が家にやってきた。

ごうさんの家と工房は、ご近所とは言うものの普段通らない
山に挟まれた信号も無い道を車で15分ほど走らせなければならず
なかなか会う機会がないけれど、とても親近感を抱いている。勝手に。

そんな距離感のなか、昨年の暮れに友人家族とごうさんちの
お鍋に呼ばれ、快活な奥さまと用意してくれたごちそうを食べた食べた。
その時に、ごうさんの地元鹿児島から取り寄せたくれた鶏のお刺身が
盛られていたのが高台のついた粉引きの盛り皿だった。

ごうさんちでは一人前ずつ、もっと小ぶりの大きさで
ちょこっとつまむ酒の肴を盛るにはちょうどよく、高さもあるため
より上品で繊細な一品として食卓を賑わせてくれる姿が
ずっと気になっていた。

うちに選んだどっしりとした新入りは、薩摩っこのように日々豪快に
家族でつつくもよし、楽しい時間が増えそうだ。


海野毅(金属)・高木剛(陶器)・田中敬史(陶器)・水野悠祐(木工)
四人展は2月1日(日)まで。 季の雲にて  


    
Date : 2015.01.23 Friday
メモ :: - :: -
立木さんへ

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あれよあれよと初老を迎えまして
ちょっと足を伸ばし、滋賀の立木観音さんへ。

立木さんへは、以前のご縁で節分会の時にお世話になって以来
10年ぶりくらいとなる思い出の場所。
厄除にご利益があるということで、800余段の石段を
息も上がり、ふーふー言いながら足を上げる。

登りきり鐘の音を聞くと、日頃のうさも晴れる心持ちになる。
雪もちらついてきたので、お参りのあとに御茶所で
いただいた柚子茶や昆布茶にほっこり。
これも観音さまのおさがりということにありがたみも増します。

今年の元日は、金沢の幼馴染み5人で町内の氏神様と
その大本の神社にお参りするために集まった。
ゆっくりみんなで過ごしたのは20年ぶりとなる。

神妙な儀式後、朝からやっていた近江町市場の回転寿しでの
たわいもない会話に、そうそうこの感じ
こーいうやつらだったなぁとその場に小さな自分がいるような
懐かしい空気がまとっている気がした。

10年、20年の時間の流れを肌で感じることが続き
その急流の険しさに、途方に暮れそうにもなるけれど
足元をしっかりして、これからも一段一段、登って行けるよう
日々のことを大切にしたいと思う。


   
Date : 2015.01.20 Tuesday
メモ :: - :: -
据える

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地金を叩くための金床を据え付けた。

昨年、実家の椎の木を伐採し、
直径40センチほどの丸太を残してもらったが
まだまだ生木で乾いていないので
今回はだいぶ前に手に入れていた欅を使うことにした。
コンパクトなので移動させやすく便利な大きさだ。

金床は金物の産地、兵庫県三木市で出会ったもの。
家族経営のような工場なので、おじいさんの応対に
永くものづくりを支えてきた底力を感じた。

明日、1月17日は阪神淡路大震災から20年。
はやくもという気もするけど、地元の人たちにとっては
まだまだな部分が多いのだろうな。

20年前、関西で学生時代を過ごし
震災を体験した友人たちや先生方との関わりの中
つくることの意味を問うてきた気がする。

今、あらためて前を見据えるような姿勢を持ち直して
いかねばと思う。


   
Date : 2015.01.16 Friday
メモ :: - :: -
雪の中から

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ようやく雪の中から掘り出した、
金属をたたき表情を出すために使う石。
馴染みの顔に再会するみたい。

庭の数ある石の中からいろいろ試し、ちょうどよい凹凸に
なだらかな面があるこいつじゃないとダメなんだ。

氷点下の中、たたきながら文字や言葉の温度について
思いをめぐらせてみる。
しかし、手がかじかみ、たたいているのか震えているのか
わからなくなってくる。限界。。

ふつふつとした熱がこもっているようなものをつくり出すには
案外、冷静に研ぎ澄まされた心持ちが必要なのかもしれない。
寒いー、腰が痛い。。と言っているようじゃ、
まだまだやなぁと意思の弱さに反省。

        
Date : 2015.01.14 Wednesday
メモ :: - :: -
とんど

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雪舞う中でのとんどとなった。

火の勢いが増すとバンッとはじける音に
イトもおっかなびっくり近づいてあたたまる。
でも時折通る除雪車のほうがテンション上がる様子。

山の先達たちの火を守る手慣れた手つきに
見とれているうちに炎の表情もやさしくなった。
甘酒の振る舞いもありがたい。

最後にさめた灰をもらい、持って帰って家の回りにまく。

無病息災。
今年も無事でありますように。

   
Date : 2015.01.12 Monday
メモ :: - :: -
宮古島から

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雪の日が続くなか、宅配便の小包が届いた。
しかも宮古島からだ。

はてさて?

開けてびっくり、パンとコーヒー豆ではないか。
ふっくらまんまるパンに瓶のイラストも粋(すい)な。
名前とお手紙でなるほどガッテン、天使がご縁のお客様とは。
そういえばお送りした時の宛名がお店の名前だったな。

思いがけない南の国からの贈りもの。
こころまであったかな風に包まれました。
モジャさんありがとうございました。

沖縄県宮古島のモジャのパン屋さん、
貸別荘もされているよう。→ テマカヒルズ
いろいろ気になる南国宮古島、行ってみたいな。

  
Date : 2015.01.08 Thursday
メモ :: - :: -
ころころ増産中

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以外や以外、大好評に付き追加制作。
地味に好きな人だけにウケたらいいやぐらいの路線だったが
みょーに脚光を浴びてしまったどんぐり先生。

さぁ大変。
怠け癖に目をつむっていた松の内もおしまい。

   
Date : 2015.01.07 Wednesday
メモ :: - :: -