大鉢の金継ぎ

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学生の時、和舟作りでお世話になった小清水漸先生の作品
「水浮器」に使う大鉢の金継ぎをお手伝いさせていただいた。

神戸のギャラリーヤマキファインアートさんから来月香港で
開催されるアートバーゼル香港16に出品する作品。
輸送の梱包等があるため、神戸に納品してきました。

幅70センチ×高さ50センチと普段扱うものとサイズ、重さとも
桁違いなので、運ぶだけでも一苦労。久々に全身を動かす作業と
なりました。とはいっても、金継ぎ部分はほんのちょっと。
ごくごく小さな細かい作業になりますが。

先生が信楽でこの大鉢を制作していたのは30年近く前。
今回男手3人で木枠に入れたこの大鉢をひとりで振り回して
いたかと思うと・・。

この「水浮器」が組まれ、大鉢に水が張られている緊張感と
対峙したいものだ。香港・・行きたいなぁ。

数年ぶりにお話もでき、近況は大阪で面白いことを企んでいる様子。
いやはや。止まらず進み続けるエネルギーをこちらももらった
気分となりました。


  
Date : 2016.02.09 Tuesday
作業 :: - :: -
紙と消しカスと私

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寒さ冴え返るここ2、3日は紙と向き合っている。
新しい箱に使うイラストを描いているためだ。

モチーフを少年にしているのは「初雪・ポッケ」の由来のひとつに
ヘルマン・ヘッセの本に出てくる少年のとても印象的なシーンも
関係しているから。
そんなわけで今回のイラストのイメージは少女というよりは少年の
ほうがしっくりくる。無論、モデルはイトということになるのだが。

しかしこれ、仕上がりイメージが曖昧なまま出発してしまったので
何度も修正でやや迷走中。
馴れている人はイラストレーターでちょちょいと直すのだろうが
描いたほうが早いかなーと、ちょーアナログな方法でトレーシング
ペーパーとカーボン紙を使っての微調整。
スタジオジブリの職人はこんなもんじゃないと言い聞かせながら
鉛筆を握る。

ふと、自転車で道に迷った時のことを思い出した。
小学校に上がるか上がらないかの、補助輪が取れたか取れていないか
という頃、調子に乗ってこぎこぎ(何も考えていなかったんだろうな。
あ、今もか!)進んでいると、見たことのない道、家並に気づいた。

気弱な私は、冒険という気持ちにもならず、当然泣き出す。
泣きじゃくると言ったほうがよい。しかし、帰らないわけにもいかず
勇気を振り絞って、路地を一本入って行くと見慣れた友達の家が
明るく光って見えた。
たどり着き、なーんだとなりつつも、とてつもない不安から解消され
胸を撫で下ろしたのを憶えている。

この体験によって幼き私の中の地図がぐっと広がった。
今、机の上は紙と消しカスばかり広がっていくのだが。。


  
Date : 2015.03.06 Friday
作業 :: - :: -
ローズウッド

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ブローチ用に「葡萄」の実を作るためローズウッドを
切り出しているところ。
ローズウッドは芯のところが紫がかった褐色で、まわりが白っぽく
ツートンカラーになっている。使うのは濃い部分。

ひび割れもあるので、使えるところをよく見ながら
ノコギリでギコギコギコ。機械だったら5分くらいの作業を1時間。。
寒いこの時期、かえってこのほうが体が暖まってよい。
とは言うものの、もとより機械が無いため、どのみち選択肢はひとつ。

これ、ローズウッドと名はつくものの薔薇の木ではない。
薔薇の花のような香りがするため、そう呼ばれている。
種類もいろいろのようで、マメ科とクスノキ科のものがあり
マメ科は木材、クスノキ科は精油を得るために用いられる。

そういえば、スパイスが効いたような甘い香りは
時折爽やかさを感じる。そんな悠長なことを言ってられるのも
鼻がモゾモゾしてくる前までだが。。


   
Date : 2015.01.28 Wednesday
作業 :: - :: -
たいそうな

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漆を混ぜる檜のヘラ(1.5㎝幅くらい)が欠けたらしく
直しているところ。

結構な刃物がでてきたので「大層な、怖。」と思ってしまった。
塗師屋包丁といって漆工では普通に使うものらしい。

   
Date : 2014.09.16 Tuesday
作業 :: - :: -
金継ぎ

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親戚から預かったロイヤルコペンハーゲンのお皿。
随分お待たせしてしまいましたが金継ぎ完成!

漆に餅粉を混ぜたものでくっつけて
サビ漆(砥の粉と漆を混ぜる)で補修して
金粉を蒔いて仕上げました。


     
Date : 2013.07.31 Wednesday
作業 :: - :: -
節句飾りの制作

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作品展に出品する節句飾りの制作。
紙粘土で見本を作り、今からクマを固ったい黒檀で根性彫り!

金太郎さんのモデルはもちろんイトで。
節句に間に合うかな〜。

    
Date : 2013.04.24 Wednesday
作業 :: - :: -
準備

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明日の1日講座に向けて最終チェック。



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手順を確認しながら作ってみる。

何気なく進めているところも、人に教えるとなると
説明が難しい・・

はじめての人も楽しんで作って、
笑顔の時間となるよう がんばるぞー!!


    
Date : 2012.11.17 Saturday
作業 :: - :: -
TAMAGO で ミルツルさん

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奈良で洋服を作られているMilleturuさんに
ピンブローチを納品しました。

『 TAMAGO で ミルツルさん 』

銅でミルツルさんのキャラクターの顔型をつくり、
卵殻を貼り、漆を数回塗って、研ぎだして平らにしています。

卵の殻の自然な白色と不規則なひび割れで現れるミルツルさんの
表情もそれぞれ個性があり、愛着をもってもらえたらと思います。

この季節、まるくて白いとてるてる坊主のよう。
身につけて、笑顔いっぱい。
あーした天気にな〜れ!!


      
Date : 2012.06.20 Wednesday
作業 :: - :: -
兜・2

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兜のパーツが続々と出来てきました。

先日、ご縁があった鹿角も使うことにしました。


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兜の本体に塗る漆の色見本を作っているところ。

乾漆粉3種類×上塗りの色3種類
どの色にしようかな・・


仕事の合間に制作しているのですが夢中になってしまいます。

アクセサリーの展示のときも小立体作品を
飾らせていただいたりはしているんですが、
立体作品で個展が出来ればいいなと思っています。

5年くらい先か・・どうだか・・

     
Date : 2012.04.16 Monday
作業 :: - :: -
兜 ・ 1

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贈り物の制作を始めました。

5月5日はイトの初節句、そして1歳の誕生日なのです。
お腹に「産まれてきて〜」と言っていたらその夜、陣痛が!!
偶然かもしれませんが不思議な体験でした。


写真は麻布を漆で固めたもので土台を作っているところ。
間に合うのか…ブログにUPして追い込んでいます。


     
Date : 2012.03.23 Friday
作業 :: - :: -