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山吹色

山吹250.JPG

山吹色の粉は漆に混ぜる顔料。いい加減な目分量ですが、漆に顔料を混ぜて練って色漆を作ります。

色粉のときは綺麗な山吹色ですが、漆の赤茶色が混ざるので、実際の仕上がりは黄土色のようになります。発色を良くしようとなると顔料を多めにして調整するのですが、漆の量が少ないとシラケたカスカスした色に。

2年3年と時間が立てば、漆が透けて色味が増してきます。そんな変化を楽しむのもまたよし、と思いながら色を混ぜています。

色を決定づけるのには、乾かす時間も影響します。早いと鈍く濃くなるので、湿度を抑え、ゆっくり時間を掛けることも重要です。でも、うっかりしていると「漆がボケる」といって、乾かなくベタベタしたままの状態になります。

作る本人に似るのか、漆もよくボケて困ります。手の油分がついていたりするのも乾かなくなる要因のひとつです。そうなると結局、温度湿度を上げたり、てんやわんやのひと騒動。

ポテチを食べた後の作業は、要注意です。

  
Date : 2018.02.22 Thursday
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