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面壁九年

額250.JPG

額のようなこの作品。実際はフレームだけで、中には何も飾ることは出来ません。窓のように向こうの景色を切り取ってみる作品です。

四隅に入れた文字は「面壁九年」。達磨大師が少林寺に籠り、壁に向かって座禅を9年も組み続け、悟りを開いたことから生まれた言葉です。そこから、ひとつの目的に心を傾ける気持ち、または目的をさがすような思いで、壁を見るこの額が誕生しました。

「桃栗三年柿八年 だるまは九年 俺は一生」という言葉を残したのは武者小路実篤。巨匠が一生かかるというのなら、凡凡凡人の私はどうしたらよいのでしょうか、、。うなだれ、壁など見れず、頭を抱える次第です。

ちょうど今の地に住み着いて9年。何かを成し得たわけでもなく、感慨深い思いだけが積もります。次の場所へ変わったら「一生」という言葉を、今度は刻みたいなと思いました。

   
Date : 2018.02.16 Friday
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