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立ち姿の赤ちゃん人形

立ち姿赤ちゃん.JPG

以前、ご結婚指環を作らせていただいたご夫婦に男の子が産まれ、赤ちゃん人形も作らせていただきました。メイプルの木を彫刻し、手には真珠の10金baby ringを持っています。目は白蝶貝と銀で、頭は黒漆、袴は朱漆。高さは約10センチ。

朱の袴を履いて立っている姿となったのは、ご夫婦たってのご希望で。
何故かというと、「南無仏太子像」「聖徳太子二歳像」と呼ばれる聖徳太子の立像のような立ち姿にして欲しいと、打ち合わせの時のやり取りで決まりました。

聖徳太子が2歳の春に、東を向いて手を合わせ「南無仏」と唱えたという説話があり、その姿をあらわした像は鎌倉時代以降、数多く作られたようです。幼児ながらも慈悲深く、荘厳な印象を受け、制作しながら、願う気持ち、人々の信仰への想いの貴さを感じるよい機会、勉強となりました。

打ち合わせの時は、もうじき6か月になるというころでした。今はもう立って歩くようになり、まさに太子像のような様子だそうです。日々、みるみる成長していく様子は、たくましく、楽しみです。

お子さんの成長とともに、ご家族を見守る存在となりますように。
そこはかとなく感じる面立ちを囲み、和やかな笑顔で満たされますように。

  
Date : 2017.12.14 Thursday
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